金志遙、父との約束を胸に改名 「出演したら席を残す」と誓った8年前
台湾の歌手・金志遙(ジン・ジーヤオ)が、2018年にがんで亡くなった父との約束を明かした。臨終の床で父の手を握り、父の愛称「阿金」から芸名に「金」を受け継ぐこと、そして自分が舞台に立つたびに父のための席を残すことを伝えたという。
金志遙は本名を林大晉といい、父はタクシー運転手だった。カセットテープが主流だった頃、父は車内で息子の歌を流し、乗客に「これ、いいと思う?」と尋ねてから、自分の息子の曲だと誇らしげに話していたと振り返っている。
退役後に出演機会を失い、気持ちが沈んだ時期も、父はそばで見守った。その後、2018年5月に父が亡くなると、約2か月後には花蓮の夏恋嘉年華への出演が決まった。父が映像を見て、息子に立ってほしいと願っていた舞台だったため、金志遙は父が夢をかなえてくれたのかもしれないと感じたという。
現在も金志遙は、歌い続けることを通じて父との約束を大切にしている。芸名を父の愛称に由来する姓へ改めた背景には、名前を呼ばれるたびに父を身近に感じたいという思いが込められている。