元アナウンサーのチェ・ソンヒョン、ダイビング仲間と海の旅へ 悲しみを経て旅行会社を設立
KBSアナウンサー出身の俳優チェ・ソンヒョンが旅行会社を立ち上げ、海を軸にしたツアーを準備している。2026年8月末に国内外旅行業の登録を済ませ、各地のダイビングリゾートと連絡を取りながら初めての商品を組み立てているという。
旅行企画は以前からの夢だった。2015年にダイビングのインストラクターとなり、2018年から水中専門のYouTubeチャンネルを運営。視聴者から一緒にツアーへ行きたいという声が寄せられたことも、構想を具体化させた。
愛犬との別れが、止まっていた夢を動かした
一方で、計画は何度も足止めされた。新型コロナウイルスの流行に続き、2023年には交通事故で腰の椎間板を痛め、約6カ月間自宅で過ごした。心臓病を患う小さな愛犬レオの看病もあり、長く家を離れることが難しかった。
レオは2026年1月に亡くなった。チェ・ソンヒョンは、悲しみのなかで愛犬が自分に「自由」を贈ってくれたのだと考え直し、その思いを放置せず、再び夢を進める力に変えたと振り返る。
水中で覚えた「自分の呼吸を確かめる」こと
彼女がダイビングに出会ったのは2012年。水中では残りの空気を確かめ、緊張や動きの多さで呼吸の消費が変わるため、自分の状態を常に見つめる必要がある。周囲には優しくても自分には厳しかった時期に、呼吸を意識する経験が自分自身をいたわるきっかけになったという。
海で出会った夫との縁も、ダイビングがもたらしたものだ。2019年に知り合い、出会いから約6週間でプロポーズを受けて2020年に結婚。夫はダイビング団体PADIの最高位資格「コースディレクター」を持つ。チェ・ソンヒョンは、海が自分を支え、生涯の伴侶にも出会わせてくれたと語り、これからの旅で海と人をつなぎたいと話している。