チョンヨプは新バンド、イ・ジョクとキム・ジンピョはPanicで ベテランが「チーム」に戻る
ソロや個人名義でも知られる韓国のベテラン歌手たちが、仲間との活動を相次いで再始動させている。チョンヨプはバンドCosmic Chipsの新作を発表し、イ・ジョクとキム・ジンピョはPanicとして年末にアンコール公演を行う。個人のキャリアで培った表現を、グループならではの音やステージに持ち込む動きだ。
チョンヨプが参加するCosmic Chipsは10月14日に2枚目のアルバム『TASTE』をリリース。1970~80年代のソウル、ファンク、ディスコを土台に、メンバーが長く親しんできた音楽の好みを現在の感覚で形にした。全8曲のクレジットにはバンド名が記され、ボーカルを中心に据えるだけでなく、メンバー全員で作る作品として仕上げた。タイトル曲「BABY BABE」ではビブラフォンやシタール、ドライなドラムの上にチョンヨプの声を重ねている。
一方のPanicは12月4~6日、ソウルの慶熙大学校・平和の殿堂で「PANIC IS COMING, AGAIN」を開催する。1995年にデビューしたイ・ジョクとキム・ジンピョは、4枚のアルバムから「カタツムリ」「左利き」「UFO」などを発表してきた。4月には約20年ぶりの単独公演を実現し、全公演が完売。今回の年末公演はそのアンコールとして開かれる。
記事は、こうした再始動の魅力を、よく知られた個人の活動とは別に、仲間と作る音や舞台を見られる点に見いだす。チョンヨプの歌声はバンドのグルーヴの中で新しい表情を帯び、Panicではイ・ジョクの歌とピアノ、キム・ジンピョのラップが再び一つの曲を形づくる。懐かしさだけでなく、年月を重ねたメンバー同士が今どんな呼吸を見せるのかも、ファンの楽しみになりそうだ。