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レイ・アミ、12年ぶりの韓国で原点と向き合う 「ケデハン」が変えた自分へのまなざし

レイ・アミのシングル『2LOUD』のジャケット写真
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韓国系アメリカ人のシンガーソングライター、レイ・アミが新曲『2LOUD』のプロモーションで12年ぶりに韓国を訪れ、故郷への思いを語った。ソウル生まれで6歳のときに米国へ移住した彼女は、韓国に戻る飛行機の中でも、到着後も涙が止まらなかったという。今回の訪韓では、子どものころに暮らした街や祖父の墓も訪ねた。

彼女はNetflixアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』で、架空のグループHUNTR/Xのメンバー、ゾーイの歌唱を担当。作品の楽曲『Golden』が世界的にヒットし、アカデミー賞やグラミー賞などの舞台にも立った。本人は、映画をきっかけに韓国文化が広がる様子を見て、自分のルーツを以前より誇らしく思えるようになったと振り返っている。

子どものころは学校にキンパを持っていくとからかわれたが、今では米国の子どもたちが韓国語を覚え、キンパを食べたがる。その変化を、彼女は映画が一つの文化現象になった証しとして受け止めた。自身の韓国名を新曲のクレジットに記したのも、家族やルーツへの誇りを音楽に刻むためだという。

芸名の「レイ・アミ」は、好きだったアニメ『美少女戦士セーラームーン』の火野レイと水野亜美から取ったもの。レイ・アミは二人の色が韓国の太極旗を思わせることや、登場人物が苦しみを乗り越える姿にも親しみを感じていたと話した。新曲『2LOUD』では、これまで前面に出してこなかった明るく弾けた一面を見せ、ソロとして新たな章を始めている。

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』で共演したEJAEやオードリー・ヌナとの活動は、彼女自身の傷を癒やす助けにもなったという。作品で得た成功を家族にも返し、両親の住宅ローンを完済できたことを「家族の始まりに戻ったようで、意味深かった」と語っている。今後は一人でステージに立つ挑戦が続くが、賞や記録以上に心身の健やかさを大切にしたいと話した。