チェ・テウォン氏、AI時代に若者へ「小さな課題から解決を」 20代なら創業に挑戦
SKグループ会長で大韓商工会議所会頭も務めるチェ・テウォン氏が、EBSの番組「偉大な授業、グレートマインズ」で、AI時代の働き方や若者の挑戦について語った。10月12日から16日まで放送されたシーズン6では、韓国経済の成長策に加え、雇用や教育の変化を取り上げた。
20代に戻るなら何に挑むかとの問いには、創業を選ぶと回答した。半導体事業ではなく、水不足や温室効果ガスの排出、食料不足といった社会課題の解決を目指す考えを示し、既存の方法で難しければ新しい農法や人工食品なども選択肢に挙げた。若者には、大きな目標を掲げる前に、身近で関心のある小さな問題に取り組み、経験を積み重ねるよう勧めた。
AIの普及によって、決まった時間を一つの会社や職種で働くという従来の仕事観が変わる可能性にも言及した。AIが作業を短時間で終えるようになれば、余った時間の使い方や働き方の選択肢が広がるという見方だ。教育についても、知識や試験を中心とする形から、問題解決を試し、実践する場へ移る必要があると述べた。
番組では、社会課題の解決を新たな経済活動につなげる考えや、AI時代の競争力を支える要素として速度・規模・安全を重視する視点も紹介された。また、韓国と日本が経済共同体として連携する場合、約6兆ドル規模の市場が生まれるとの試算を示し、エネルギー、AI、ヘルスケア、観光、起業などで協力の余地があるとした。