TOUCHED、初フルアルバム『極夜』に込めた思い ユンミンの葛藤と「70歳まで音楽を」

韓国のバンドTOUCHEDが、初のフルアルバム『極夜』に込めた思いを語った。ボーカルのユンミンは、活動の中で燃え尽きたように感じ、音楽を続けられるのか悩んだ時期を明かしている。
ユンミンによると、ステージで見せる力強い姿と、自分の内面との隔たりが大きくなり、「このまま長く音楽を続けられるのか」とメンバーに打ち明けたという。自分の憂うつや孤独を率直に作品にしたいと話すと、メンバーたちは「一緒に形にしよう」と支えた。こうして生まれた『極夜』には、誰もが抱える暗い感情を音楽で表現したいという思いが込められている。
アルバムではダブルタイトル曲「Fallen Angel」と「이 별(この星)」を通して、それぞれの思いを描いた。キム・スンビンは、愛されていた頃から成長するにつれて期待に応えられず、傷ついていく姿を「Fallen Angel」に重ねたと説明。ユンミンは、別れた相手との思い出を星に託した曲として「이 별」を紹介した。
メンバーが見据えるのは、目先の成功よりも長く続く活動だ。キム・スンビンは「60歳、70歳まで音楽をするバンドになりたい」と話し、スーパーボウルの舞台に立つ夢よりも、息長く音楽を続けることが大切だと語った。来年1月23、24日に予定する単独公演「HIGHLIGHT V」では、『極夜』の感情を届けつつ、これまでの公演の明るさも生かした「夜の祭り」を準備しているという。
TOUCHEDは10月15日に初のフルアルバム『極夜』をリリースした。ユンミンは、同じように暗い時間を過ごす人に「自分たちの曲が少しでも力になれば」とメッセージを寄せている。