Fanlio推し情報局国内外の推しニュース

ヨン・サンホ週刊ニュース(10月19〜25日)|10月19日終了時点

対象期間は2026年10月19〜25日です。この記事は10月19日終了時点までに掲載された報道をもとに、ヨン・サンホ監督の映画「실낙원」の海外販売と映画祭上映、作品に込めたAI時代の問い、主演キム・ヒョンジュのコメントをまとめています。

「실낙원」が118カ国へ、海外販売で制作費を回収

映画「실낙원」でキム・ヒョンジュ演じる母親が車のそばに立つ場面
画像の掲載元:ニューシス ↗

映画「실낙원」は韓国公開を前に118カ国へ販売され、海外販売だけで純制作費を上回る収益を得たと、配給会社CJ ENMが10月19日に発表した。純制作費は約5億ウォン。ニューシスは、9年前のキャンピングスクールバス失踪事故で息子を失った母リュ・ソヨン(キム・ヒョンジュ)のもとへ、死んだと思われていた息子リュ・ソヌ(ペ・ヒョンソン)が戻ってくる物語と紹介している。韓国公開日は10月21日予定と報じられた。

同作は第46回ハワイ国際映画祭の「Spotlight on Korea(韓国映画特別展)」に招待され、11月1日と4日に現地上映予定。スターニュースによると、第51回トロント国際映画祭では公式上映4回分、約2300席が完売し、第31回釜山国際映画祭でもガラ・プレゼンテーションの4回分が完売したという。いずれも10月19日時点で報じられた実績と今後の上映予定を分けて整理した。

AIと人間らしさを問う物語、母の短編が出発点に

映画「실낙원」について語るヨン・サンホ監督
画像の掲載元:スポーツ東亜(写真提供:CJ ENM) ↗

スポーツ東亜のインタビューでヨン・サンホ監督は、「실낙원」が母親の書いた3ページの短編から始まったと明かした。村人から悪人と指さされる息子を抱きしめ、母親が自ら消えることを選ぶ物語で、監督は母がどんな気持ちで書いたのかを追い続けたという。その関心は、AIが失った子どもを再現する時代に、人間の選択や感情を論理だけで説明できるのかという映画の問いにつながった。

監督はAIを「普遍性の総和」、芸術を「独創性の領域」と捉え、AIの答えに人間が論理で勝つのは難しくても、論理に還元できない選択に人間らしさが表れると語った。また、前作「얼굴」に続く低予算企画として「실낙원」を制作し、撮影日数の目安を14回(約2週間半)以内に収める方針を立てたと説明。限られた条件から生まれる創作の可能性を話している。

キム・ヒョンジュ「新しい挑戦の機会をくれる」

映画「실낙원」のインタビューで黒い衣装を着たキム・ヒョンジュ
画像の掲載元:スポーツ朝鮮(写真提供:CJ ENM) ↗

スポーツ朝鮮のインタビューでキム・ヒョンジュは、映画「실낙원」でヨン監督と再び組めたことを振り返った。「정이」「지옥」「선산」に続く共作で、監督は自分の新しい面を見つけてくれると話し、安定を好む自分に挑戦の機会をくれたことへの感謝を語った。

劇場映画への出演は15年ぶりといい、以前は演技に集中すればよかったが、今回は宣伝活動にも力を入れていると説明。作品が成功すればうれしい一方、仕事の結果にかかわらず自分の人生が大きく変わるとは考えていないとも話した。作品の役柄はリュ・ソヨンであり、ここで紹介した発言は出演者キム・ヒョンジュ本人のコメントとして整理した。