週刊ニュース(10月19〜25日)|10月19日時点:ユン・ヨンビン監督が語る会社員への敬意
2026年10月19日に掲載されたインタビュー2本では、ユン・ヨンビン監督が初ドラマ『ロト1等でも出勤します』(原題:로또 1등도 출근합니다)の制作背景や、会社員への敬意を込めた演出について語りました。全10話を作り上げた舞台裏と、作品に寄せられた反応を紹介します。
全10話を走り抜け、会社員の日々を「ノワール」のように描く

映画を中心に活動してきたユン・ヨンビン監督にとって、『ロト1等でも出勤します』は初のドラマ演出作。原作小説では多くの人物に分かれていた物語を整理し、登場人物それぞれに背景を持たせることを意識したと、10月19日掲載のインタビューで説明しています。キャラクター同士が単純な善悪で対立するのではなく、それぞれの正しさがぶつかる物語を目指したそうです。
もう一つのインタビューでは、全10話の脚本と演出を担った制作過程を振り返りました。4話まで書き進めた後、キャスティングを経て残りを約1か月半で執筆。撮影中も台本の修正が必要になり、休みの日に手を入れながら働いたといいます。職場の序列がにじむエレベーターの乗り方や、上司の前で椅子を引く所作まで画面に反映し、会社員の日常を「職場生活もノワールのように」描きたかったと語りました。
物語の中心にある当選金13億ウォンについては、主人公コン・ウンテ(イ・ジュニョク)に、会社を辞めて暮らし続けるには十分とは言えない一方、小さな勇気を与える額だと説明。お金そのものが人生を変えたのではなく、得た余裕をきっかけに本人の態度が変わった、という見方を込めたそうです。監督自身、休みを取りにくい会社員への敬意を作品の土台にしたと話しています。
作品はtvN放送で第2話の視聴率が5%を超え、最高6.2%を記録したとインタビュー記事は伝えています。監督は放送翌朝、主演のイ・ジュニョクから数字を見たかと電話で聞かれ、反応を一緒に喜んだエピソードも披露。映画とは違い、1か月にわたって視聴者の反応や視聴率を追うドラマ制作の面白さにも触れました。