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アニタ・ムイの遺灰盗難疑惑、映画人が寺院職員の関与を主張 警察発表は確認されず

香港の歌手・俳優アニタ・ムイ(梅艷芳)の遺骨を納めた骨つぼが、香港・大嶼山の寶蓮禪寺で行方不明になっている。ファンクラブは10月10日、7月に墓所を訪れたファンが銘板の異変に気づき、内部から骨つぼがなくなっていたとして情報提供を呼びかけた。警察に届け出た後も、所在は分かっていない。

香港メディア「香港01」によると、映画人の文雋は10月18日、自身のYouTubeで、ファンクラブ会長から伝えられたという情報を紹介した。寺院の清掃職員とみられる人物の動きが車載映像の確認から浮かび、出勤記録を調べたところ、事件後に東南アジアへ渡航していたという内容だ。

ただし、同記事は文雋が受け取った情報に基づく説明として伝えており、警察による公式発表、人物の特定、骨つぼの所在を裏付ける情報は示していない。文雋は金銭目的の可能性にも触れたが、動機についても確認された事実ではない。現時点では行方不明の経緯を含め、捜査の結論は公表されていない。

ムイは2003年に40歳で亡くなり、歌手・俳優として1980〜90年代の香港エンターテインメントを代表した。ファンクラブと家族は骨つぼにつながる情報を求めており、兄は発見につながる情報に5万香港ドルの懸賞金を出すと表明している。