シティ・ヌルハリザ、夫ダトゥクKに感謝 雨の約6万3000人公演で伝統音楽を届ける

マレーシアの歌手シティ・ヌルハリザが10月17日、クアラルンプールのブキッ・ジャリル国立競技場で開いた伝統音楽コンサート「Gema Bumantara」で、夫のダトゥクKに感謝を伝えた。活動を続けることを支えてくれる夫への言葉に、客席のダトゥクKは照れたような笑顔を見せ、会場を和ませた。
シティは、忙しい時期には帰宅が遅く、夫と顔を合わせられない日もあると話した。それでも夫はファンをがっかりさせないよう、彼女の仕事を支えてくれているという。最後には「これからは家にいるよ」と冗談めかし、愛情のこもった呼び名で改めて感謝した。
雨の中で約6万3000人が観覧
会場には約6万3000人が集まり、雨が降るなかでも多くのファンが公演を見届けた。シティは、天候を思いどおりにはできないとしながら、国を代表する大きな競技場で公演を実現できたことは長く抱いてきた夢だったと語った。
この公演は、アルバム『Gema Bumantara』を軸にマレー伝統音楽とヌサンタラの音楽文化を紹介するもの。マレーシアからノラニザ・イドリスやハジク・ロセビ、インドネシアからレスティ・ケジョラとキング・ナサールがゲストとして参加し、伝統の旋律を幅広い世代へ届ける構成となった。
「Kurik Kundi」では人力車の演出も
俳優のザリフ・ガジが参加した「Kurik Kundi」の演出では、シティを乗せた人力車をザリフが引いて登場した。本人は公演の数日前に出演を知らされ、短い準備期間を経て舞台に立てたことを光栄に感じたと振り返っている。
夫への感謝を伝えるひと幕や、人力車を取り入れた楽しい演出も、伝統音楽を中心に据えた公演を彩った。アルバム『Gema Bumantara』は2025年に発表され、今回のコンサートでは作品の音楽とステージ演出の両方を通して、シティが大切にする伝統の響きを大規模会場で届けた。